ファクタリングを検討する際に、様々な業者を比較することはコスト面で非常に重要です。ただしファクタリング現状許認可などが無い分野であるため、比較するとしても手数料だけというのは実は危険を伴います。理由として最初は手数料が少なかったように見せかけて、契約上追加手数料を徴収したり手名目手数料で入金額が実は少なかったといったトラブルも抱えるケースが後を絶ちません。このためファクタリング業者を比較する際は、会社の信用度を客観的な指標から図る必要があると言えます。

一例として上場企業で完全子会社がこの事業を行っている場合は、内部統制が構築されているとみなせるため比較的信頼して良いと判断できます。このような企業を集めて、合い見積もりで手数料などを確認するということはコストメリットを享受できると言えるでしょう。あとは金融機関に属していてサービスを提供している会社もあり、この場合も金融庁などの厳しい監査があるため安全性が高いと言えます。不祥事が全くないわけではありませんが、問題が発生した際に親会社が保証をしたりするなどのケースがあり得るからです。

以前クラウドファンディング関連で社長が巨額の不正を働いたニュースがありましたが、親会社が利用者に対して保証したという事例もあります。このためサービスを検討する場合は会社概要で、どのような資本が参加しているかや親会社の実態などを把握するだけでも安全性は高まっていくと言えます。