ファクタリングとは取引先に対して保有する売掛債権を売買して対価の現金をえることです。融資ではないので自社の財務状況が悪化していたり、税金滞納などで金融機関から資金調達を得る見込みがないときでも利用できるのが大きなメリットといえます。最近ではファクタリング取引に参入する会社も増加しており、どのポイントに着目して比較するべきなのか迷ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。そこでここではファクタリング会社を比較するときの注意点を御紹介しましょう。

まず比較して確認するべきなのは調達可能金額です。少額では数万円から1000万円から5000万円以上など会社により調達か能楽はまちまちです。希望金額が調達できる会社を選んでください。実質上の金利にあたる手数料も要チェック。

10%以下から30%を超えるところまでかなりの開きがあります。取引先の信用性や零細企業などでは手数料も高くなる傾向があります。ファクタリング会社が回収不能リスクを負う2社間取引は、3者間取引に比べると手数料が高くなる傾向が。手数料との関係で重要なのは償還請求権の有無です。

ファクタリングが債権の売買なので仮に回収不能になっても売主に補修責任を追求することは出来ません。償還請求権つきということは、債権を担保に融資しているのと実質的にかわりはありません。契約時には書面をしっかり確認し、償還請求権付きであれば利用しないのが無難といえます。